一身独立

多動性を発揮し、「21世紀の百姓」を目指す27歳元エリートのブログ。

若者の挑戦を妨げ、学業を阻害する「新卒一括採用」という因習


「新卒一括採用」は、「新卒で入った社員を自社の社風に染めることができる」「新卒は皆同期なので、連帯感やライバル意識を高められる」などのメリットがあり、日本企業に伝統的に用いられてきた。しかし今やそのデメリットが目立ってきている。

一つ目は年齢による差別だ。私が聞いてきた事例を踏まえると、26歳を越えれば、新卒採用では採用されることは困難になる。これでは、大学を休学して旅行をしたり、事業をしたりすることも出来ない。何とかして25歳までに、大学を卒業しようとするだろう。新卒一括採用は、若者の挑戦を阻害している。

二つ目は、大学の勉強・研究を企業が評価しない傾向にある点にある。このため本業の学業に努力を振り向けず、課外活動にいそしむことになる。これは間接的に、学生の学業を阻害している。

新卒一括採用のせいで、大学生は大学1年の時から企業の採用基準から外れないよう、萎縮しながら大学生活を送っている。1年の時から、将来選考を受ける企業に言えないような、突飛なことをしないように大学生活を送る。その抑制による損失は、計り知れないのではないか。

そしてある時期になると、同じタイミングで同じ格好をして同じことをする。異様な因習としか言いようがない。

AIが人事や法務のような、専門性の高い仕事も奪っていく中で、どのような人材が求められるのか、今の採用の方式が目的に合っているのか、日本企業は再考する必要があるのではないか。

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