一身独立

多動性を発揮し、「21世紀の百姓」を目指す27歳元エリートのブログ。

【気になるニュース】どうすれば海を守れるか。


今日も授業で読んだエコノミストの記事を紹介していきたい。

テーマは「海洋の健康の改善」である。ありていに言えば、どうすれば海洋環境を守れるか、に焦点が置かれている。

まず記事では、海洋から人間が受けている恩恵を確認している。人間は牛肉よりも、魚から多くのタンパク質を摂取している。また海洋は温室効果ガスが生む熱の90%以上を、貯め込んでいる。
このように人間が海洋から受ける恩恵は大きい。しかし人間はその海洋の健康を軽視し、汚染してきた。

21世紀の半ばには、海洋には重量ベースで魚よりもプラスティックの方が多くなる。それらは細かく分解されて魚が摂取し、その魚を人間が食べることになるが、人間の健康への影響は明らかになっていない。

人間が海洋を汚染してしまう現象には、2つの説明が考えられる。

1つ目が海洋の不可視性である。海洋の汚染は見えにくい。普通の人間には、海洋は巨大過ぎて何でも吸収出来るように見えてしまう。気候変動の歴史的合意である「パリ協定」においても、海洋の健康への言及はわずかだ。

2つ目は統治の問題だ。特に公海はグローバルな共有物である。典型的な「共有地の悲劇」というアネクドートが当てはまってしまう。所有権が明確に設定されておらず、他人が魚を乱獲する中で、自分だけが乱獲を自制するインセンティヴがはたらかない。これによって、乱獲するアクターが増えてしまい、漁業資源は守られない。

しかし明るい材料もある。技術の進歩が上記2つの問題を解決の方向に導いている。画像衛生や無人機やソナーである。それらは海底のマッピング植物プランクトンの分布の把握、漁船の監視などに活用される。

特に衛星による監視は、統治の問題も解消してくれる。漁業が禁止されているエリアに近づいた漁船を知らせることが出来るので、違法操業の防止につながる。

記事の最後では、やっぱり批判したいのか、トランプ大統領の「パリ協定」離脱に関して、一言付け加えてあった(記事が出たのは、「パリ協定」離脱表明の前だった)。


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