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エネルギーで一身独立

自由・自立・自律と、エネルギー問題を中心にサステナビリティに関する有益な情報を提供するための記事を書いています。

「安全保障理事会」の常任理事国の「拒否権」は何のためにあるのか。


ハフィントン・ポストに早稲田の学生が、安全保障理事会常任理事国が持つ拒否権を批判する記事を掲載していた。


国連安保理の拒否権が紛争下の人々を殺し続けている
http://www.huffingtonpost.jp/kanta-hara/un-veto_b_9823904.html

そこで彼が言及していない拒否権のメリットについて解説したい。

簡単に言えば、拒否権は第三次世界大戦を防ぐためにある。安全保障理事会の決議が、多数決で決議される場合を考えてみよう。ある常任理事国武力行使国連憲章違反と認定し、国連決議の授権を受けた多国籍軍を送ってしまえば、常任理事国という核兵器大国同士の戦争になってしまう。拒否権はそのような決議の成立を防ぐための防波堤なのである。

確かに彼が言うように、常任理事国国連憲章違反は、拒否権によって見過ごされている。第三次世界大戦を防ぐという名目で、ウクライナの領土の一体性が侵されたり、シリアのアサド政権が存続することは正当化されない。しかし拒否権は、大国間の戦争を防ぐために考えだされた知恵である。


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