一身独立

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地熱発電の勉強会

昨日は「国際資源・エネルギー学生会議」の勉強会に参加してきた。

テーマは地熱発電。最近はあまり調べていなかったが、新しく得られた知識もあったので、興味深かった。

地熱発電は主に200℃以上の地中の流体を利用した発電システムである。

http://www.chinetsukyokai.com/information/index.html

熱水と分離した高温の蒸気をタービン(回転運動によって発電する機械)に吹き付け、発電する。タービンに高温の蒸気を当てて発電するという仕組みは、火力発電や原子力発電と変わらない。

このタービンは東芝三菱重工富士電機の3社の日本メーカーが9割を占めている。

地熱発電は、温室効果ガスや放射性物質を出さない、環境負荷の低い発電源である。特にフィリピンやアイスランドのような化石燃料を輸入する余裕のない国では、推進されている。

地熱発電には、蒸気の減衰というリスクがある。また最大の欠点は、陸上風力や太陽光に比べて時間がかかることである。長期的な電力供給を検討する時に、正直言ってあまり当てに出来ない。しかしいったんつくれば、安定して発電出来る電源として頼りになる。

いずれにしても政府が示した2030年の「望ましい電源構成」において、地熱は日本の電源の1%を占めることが目指されている。正直に言えば、地熱発電経済産業省資源エネルギー庁から全く期待されていないのである。

地熱発電が普及するには、政府が普及させるんだというシグナルを民間市場に送ることが求められる。

【参考リンク】

地熱発電を扱った小説「マグマ」

マグマ (角川文庫)

マグマ (角川文庫)

「マグマ」の書評
flatenergy.hatenablog.com


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