読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

エネルギーで一身独立

自由・自立・自律と、エネルギー問題を中心にサステナビリティに関する有益な情報を提供するための記事を書いています。

『夢で語るな 日本のエネルギー』を批判する(その2)。

原子力発電 再生可能エネルギー


今日も「夢で語るな 日本のエネルギー」の批判をしていきたい。

原子力事業への評価の前提

鈴木氏は「原発問題の根本は恐怖からきている(p69)」という。しかしこの本の出版から5年経ち、原発業界を悩ませているのは人々の恐怖心ではなく、原発は割に合わないという事実だ。
以下の記事も取り上げるように、福島での原発事故後、安全対策が強化されたこともあって、コストは上がっていく傾向にある。

http://www.nikkei.com/article/DGKKZO12532000T00C17A2TI1000/

一方風力発電太陽光発電のコストは下がっており、複数の国では既にグリッド・パリティ(火力・原子力の電気のコストと、分散型再生可能エネルギーのコストが並ぶこと)が実現している。

負けた戦争に例える印象操作

にも関わらず、鈴木氏は再エネを礼賛する世論を、以下のように切って捨てている。「日本がアメリカと戦う前に頼ったのはドイツですね。ドイツが欧州で快進撃を続けている、イタリアが追随する、日本もドイツに追随していれば大丈夫という幻想を持った。今の自然エネルギーの流れと、まったく同じです(p71)」
このように全く関係のない事例を引き合いに出して、同じ結果が出るように印象付けるのは、あざといとしか言いようがない。

一応以下にアマゾンのリンクを貼るが、読者諸兄が買う必要はないと思う。

夢で語るな 日本のエネルギー

夢で語るな 日本のエネルギー


にほんブログ村 環境ブログ エネルギー・資源へ
にほんブログ村 ↑ブログ・ランキング参加中です。 クリックしていただけると嬉しいです。
社会・政治問題 ブログランキングへ サンプル・モニターの口コミ広告ならブロカン