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エネルギーで一身独立

自由・自立・自律と、エネルギー問題を中心にサステナビリティに関する有益な情報を提供するための記事を書いています。

「内政不干渉原則」のメリットとデメリット

国際政治


内政不干渉原則とは、他国の内政に関わる事項に関与することは許されないという国際法のことを指す。国連憲章や、友好関係原則宣言において明記されている。

主なメリットは、主として大国が小国の政治に口出しや、武力介入するのを防止することだろう。冷戦期のアメリカは、ドミニカ、グレナダニカラグアなどに武力介入を行ってきた。軍事力を背景に大国が小国の体制を変更出来るような国際社会では、小国の国政は極めて不安定になるだろう。領土の一体性と自決権を尊重するためにも、内政不干渉原則は必要とされている。

一方デメリットとしては、国が国民の人権を守る意思もしくは能力がない場合、体制の温存につながる点が挙げられる。チェチェンチベットのような抑圧されている少数民族にとっては、国際社会の助けを得にくくなるという意味で、内政不干渉原則は邪魔な存在なのではないだろうか。

また激しい内戦や虐殺が起きている、もしくは起きる恐れがある時にも内政不干渉原則を貫くべきかは、国際社会の間で激論を巻き起こしている。放置して力が強い者が勝つのを待つか、関与して戦争当事者となるかは悩ましい問題だ。

いずれにしても、国際社会においては、正義を何か決める主体や、正義の執行者がいないので、社会正義を貫くことは難しい課題となっている。


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