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エネルギーで一身独立

自由・自立・自律と、エネルギー問題を中心にサステナビリティに関する有益な情報を提供するための記事を書いています。

因果関係を突き詰める力


大学で学んだ一番重要なことは、何かと聞かれたら、これだと答える。

人は目標を立てる時に、何のために何をすべきかを考慮して決める。何をすべきか決めるためには、それをするとどのような結果が生まれるかという因果メカニズムへの理解が不可欠だ。
つまり因果メカニズムの理解は学問の根本であるとともに、私たちが生きる指針を与えてくれるのである。

ダイヴェストメントのロジックを突き詰めて考える

ダイヴェストメントという運動がある。気候変動解決のために化石燃料への投融資を辞めるよう金融機関に呼びかける運動のことで、国際環境NPOの"350.org"が進めているキャンペーンの基本戦略でもある。

彼らが想定している因果メカニズムは以下のようになっている。

気候変動を防いで生態系への被害や人的・経済的被害を減らす

(そのために)産業革命前と比べて世界の平均気温上昇を1.5℃以内に抑えるという目標(昨年国際的に合意された目標。努力目標ですが)を達成する。

(そのために)化石燃料関連企業という大量に二酸化炭素を排出する主体を減らす。

(そのために) 化石燃料関連企業が社債や株式や融資で、資金調達しにくい社会にする。

(そのために) 化石燃料関連企業の社債・株式を引き受け、化石燃料関連企業への融資をする金融機関を減らす

(そのために) ダイベストメントを表明する金融機関を増やす

このような因果メカニズムが働いてることを、彼らはサポーターや利害関係者に向けて証明し続けなければならないだろう。何故ならそれがキャンペーンを彼らが行う根拠であるためだ。研究をするためにも目標を立ててそれに向かってまい進するためにも、因果メカニズムの理解は不可欠と言える。


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