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エネルギーで一身独立

自由・自立・自律と、エネルギー問題を中心にサステナビリティに関する有益な情報を提供するための記事を書いています。

正義と平和の二律背反

国際政治


昔書いた授業のレポートを元に、今日からシリーズで国際政治について書いていきたい。
国際政治の最大の関心の一つは、戦争の防止である。
まずは戦争と平和を考える上で、重要な正義と平和の関係について考えてみたい。

戦争の発生を防ぐことは平和を実現することを意味する。そして平和は正義に適ったものでなければならない。正義の実現と平和の実現は、共に同等に普遍的な価値のある要請であることに異論の余地はない。そして同等に困難で両立は難しい。国際社会において正義は突き詰めると戦争へ、平和は突き詰めると不正義へと向かう。

そのディレンマは以下のようなものである。

正義の核心は、暴力に裏付けてられている。特に国内における正義については、警察という暴力装置が、唯一の正当な暴力行使主体として、各国で機能している。国際社会では、暴力の中でも先制攻撃は国際法によって普遍的な不正義とみなされている。その主因は国際社会において正義の名の下に暴力を行使することに、普遍性を得ている主体が見当たらないことにある。そのため正義は絶対的なものにならず、国際社会において絶対正義を求めれば、その手段は暴力へと向かい戦争を引き起こしていく。いまだに戦争を上回る国際紛争の解決手段は発見されていない。一方平和は暴力を用いる自由を奪い圧政などの不正義な現状を暴力を用いて変更することと矛盾する。ある国や人々が従属的な関係を強いられていても、暴力がなければ正義を行使して現状を変更することは出来ないのである。

このように正義と平和は二律背反である。このことが戦争の発生を防ぐことをパズル(難問)にしている。


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