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エネルギーで一身独立

自由・自立・自律と、エネルギー問題を中心にサステナビリティに関する有益な情報を提供するための記事を書いています。

「資源の呪い」の逸脱事例


以前「資源の呪い」に関する記事を書いた。

flatenergy.hatenablog.com

簡単に説明すると、「資源の呪い」とは資源国では民主化が起きにくいという理論である。しかし万能の理論はないので、「資源の呪い」にも「逸脱事例」と呼ばれる、あてはまらない事例がある。
今日はその逸脱事例を列挙していきたい。

チャベス前のヴェネズエラ

チャベスが有名な独裁者だ。しかし彼が政権を取るまでは、安定した民主主義体制を形成していた。
以下が民主化度合いを測るポリティ指標である。

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天然ガス輸出国のマレーシア

2020年の先進国入りを目指しているマレーシア。日本を中心に原油・天然ガスを輸出している。国営石油会社は安定した収益を上げており、国民の福祉に貢献している。
以下がポリティ指標である。

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ダイヤモンド産出国ボツワナ

外務省のwebサイトによれば、「産出高世界第1位を誇るダイヤモンド産業がGDPの約2割、政府歳入の約3割を占め、30年間の経済成長率が平均約9%と世界的にも有数の高い経済成長を遂げた」とある。
ポリティ指標も安定して高い。

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北海油田で潤うノルウェイ

ノルウェイは70年代の北海油田発掘以降、莫大な収入を得ている。しかしこれを無闇に浪費することなく、年金基金などの形で積み立てている。
ポリティ指標はずっと10点満点だ。

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「資源の呪い」は湾岸産油国を中心によく当てはまる理論である。しかしこのような逸脱事例もあることは留意しなければならない。


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