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エネルギーで一身独立

自由・自立・自律と、エネルギー問題を中心にサステナビリティに関する有益な情報を提供するための記事を書いています。

「グローバル化という巨象」


日曜日に2週間に一度発行される朝日新聞の「グローブ」の特集を紹介したい。

一番鮮烈だったのは、「象の」グラフだ。
縦軸はここ20年での所得の増加割合、横軸が世界の中で上位何%を占める所得割合かを示している。

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ご覧のように中央や、中央から左に位置する新興国の中間層、および一番右に位置する富裕層が、グローバル化によって富を増やしている。
一方真ん中より右側に属する先進国の中間層が、劇的に収入を伸ばせていない。

このようにグローバル化が置き去りにされた層が、「ブレグジット」を支持し、移民排斥を訴える政党を支持し、またトランプを支持している。

自由貿易は、効果のある経済政策として、異論を唱える経済学者はほとんどいない。

しかし自由貿易の進展により、競争力のない産業はより競争に晒され、さらに競争力を失うことになる。

このことは、経済学者も政治家もあまり言おうとしないように思える。
グローバル化から負の恩恵を受ける人々に、どのように安全網を提供するのか。現代の国家が抱える大きな課題だ。


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