一身独立

自由・自立・自律と、エネルギー問題を中心にサステナビリティに関する有益な情報を提供するための記事を書いています。

上げなければならない三つのリテラシー


最近仕事をしていて三つのリテラシーを上げなければいけないと感じている。全部扱うなんてうちの組織では手に負えない気もするが、やるしかない。

まずは個人の金融リテラシーだ。銀行が預金を企業融資に用いていることを、日本人が理解しているとは思えない。まずは自分たちの預金がどのように使われているか、ということに想像力が至る個人を増やさなければならない。
納税者は政府にものを言う権利があるという認識はある程度共有されている。しかし預金者が銀行にものを言う権利があるとは、ほとんどの個人が想像すらしていないのではないか。

二つ目は、個人の気候変動リテラシーだ。特に日本人は、メディアの影響もあって、気候変動を自分たちにふりかかる災難だと捉えていない。実際には食糧生産への影響や、台風の被害などによって、既に気候変動は日本人の生活に甚大な影響を及ぼしているのにも関わらず、だ。
日本での気候変動に関する報道は、海外での影響や将来への影響、自然への影響に矮小化され、日本人の人的・経済的被害に全く焦点を当てていない。何とかしてこのあたりの認識を変えていかなければならない。

最後は金融業界関係者の環境金融へのリテラシーだ。
意外に思われるかもしれないが、金融業界関係者は、環境金融について全く知らない人ばかりである。先日ある金融機関担当者は「環境と金融って関係あるのですか」と真顔で聞いてきた。
日本の金融機関の間では、環境金融や、社会的責任投資(SRI)やESG投資は、全くと言っていいほど浸透していないのである。特に地方の小さな金融機関では、それが顕著だ。


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