一身独立

自由・自立・自律と、エネルギー問題を中心にサステナビリティに関する有益な情報を提供するための記事を書いています。

エネルギー実務家との討論


先日エネルギー畑で仕事をしてきた方の話を聴く機会があった。彼は私と見解が異なるので、質疑応答でやりあった。
彼の見解では、「脱原発は時間がかかるし、ベースロード電源として、石炭火力発電が必要」とのことだった。

私の見解は、「気候変動対策を考えれば、石炭火力発電をやっている余裕はない」という立場なので、妥協の余地はなかった。

彼が「風力や太陽光は不要な時に発電する」と言った。しかし私が「風力や太陽光の変動性を考慮に入れた系統運用にドイツやスペインは挑戦してるのに、なぜ日本はしないのか」と言ったら、彼は答えられなかった。

彼と私の違いは、現状からフォアキャスト的に考えるか、理想像からバックキャスト的に考えるかの違いだと思う。
私だって、技術革新がなければ、再エネ100%社会が日本に訪れるとは考えていない。

ただベースロード電源という発想は捨て去る必要があると思う。今までは火力発電や原子力発電が安かったため、コストの安いそれらを主力に据えて再エネを脇役にすることが正当化出来た。
今後再エネが安くなれば、再エネを主力にしてその他の電源を脇役に据える方が、コストは安くなるのである。
このような発想の転換が必要だろう。


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