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エネルギーで一身独立

自由・自立・自律と、エネルギー問題を中心にサステナビリティに関する有益な情報を提供するための記事を書いています。

「350.org Japan」が報告書を公表

ダイヴェストメント 350


私が勤務している「350.org Japan」が、8月8日に「民間金融機関の化石燃料および原発関連企業への投融資状況」と題する新しい報告書を公表した。リンクを以下に示す。

民間金融機関の化石燃料および原発関連企業への投融資状況
http://world.350.org/ja/my-bank-my-future-ja/#.V6gAIZSovkU.facebook

この報告書は、「350.org Japan」がオランダの調査会社に委託して作成された。化石燃料および原発関連企業への投融資の状況を明らかにした、日本初の定量的な調査である。

気候変動につながっている

私がこの報告書を読んでつくづく感じたのは、預金者は銀行や信用金庫などの経営に全く関心を持っていないということだ。そして同様に大学でのダイヴェストメントを行う中で感じたのは、大学生も大学の経営に関心を持っていないということだ。私たちは預金者(学生)である以上、銀行(大学)の利害関係者としてものを言う権利を持っている。そのような意識を持っている人が、絶望的に足りない。

「市民的不服従」という手段

私たちが生きている社会では、政府も市場も二面性を持っている。私たちに自由を提供するという側面と、私たちの自由を奪うという側面だ。私たちのお金を元にして非倫理的な投融資が行われるという経済的不自由。これの実態を今回の調査は明らかにしてる。これに対して私たち市民は、市民的不服従という方法で対抗することが出来る。政治の分野では、「良心的兵役拒否」という手段がある。兵役のある国で、兵役という政治的不自由の代わりにボランティア活動などを行っても良いという制度のことだ。
経済的不自由である日本の金融機関の投融資に対して、個人が出来ることが「350.org」が推奨しているのが「ダイベストメント」だ。
(「ダイベストメント」については過去記事を参照)

flatenergy.hatenablog.com

「ダイベストメント」こそ経済的な不自由に対する市民的不服従だ。

初めの一歩に過ぎない

8日のイベントでも登壇者が言及していたが、このレポートは事実を明らかにした、問題解決のための始めの一歩に過ぎない。
ここから銀行や保険会社とどのように向き合っていくのか。私たちの行動が問われている。


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