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エネルギーで一身独立

自由・自立・自律と、エネルギー問題を中心にサステナビリティに関する有益な情報を提供するための記事を書いています。

【現地レポート】東京ペレット&マイクロ水力発電所見学


今日は「八王子協同エネルギー」のメンバーと一緒に、青梅へエネルギー施設の見学に行った。久々のエネルギー施設見学だったので、純粋に楽しかった。

午前中は東京産の木を用いたペレットを製造している「東京ペレット」のショウルームに行った。

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そもそもペレットとは、製材所で出るおか粉や端材など、製材の過程で出る余剰物を圧縮して固めたもので、不純物が少なく極めて燃焼効率が高い。
ペレットストーブはそのペレットを暖房器具として利用したものである。ペレットボイラーもあり、ペレットで温水を供給することもできるという。

スイッチ一つで点けたり消したりでき、火種も密閉されているので、安全性も高い。石油ストーブやガスファンヒーターからの代替が進めば、化石燃料の消費削減にも貢献できる。

八王子で普及を図るにはまずは公共施設や商業施設での導入が必要だろう。「東京ペレット」では、既に学校や事業所での導入事例があるという。


午後はマイクロ水力発電所の見学に行った。

この発電所には驚かされた。
マイクロ水力発電所を含む中小水力発電所を作る際の常識は、ある程度の落差が必要だということだという。いわゆる「有効落差」と呼ばれるものだ。
しかしこちらの施設では、従来の手法に従った計算を上回る出力を維持し続けているという。

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ご覧の通り、落差はわずかだ。

そのような「快挙」を成し遂げた要因の一つには、鉄工・土木・電気などの様々なジャンルの専門家が集まったことがあるようだ。
検討開始から売電開始まで1年かかっていないというリードタイムの短さも驚きだ。

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中小水力発電では水利権がしばしば問題になる。詳述は避けるが、このプロジェクトでは簡単に済んだ事情があったようだ。

説明してくれた方によれば、東南・南アジアの国からの引き合いもあるという。確かにわずかな水の流れされあれば発電できるとなれば、アジアの農村にとってはとても魅力的だろう。

発電した電力はバッテリーに貯めて、施設などに使っているという。可能であれば、発電から得た収益で何か地元のためになることができればよいのでは、と考えたが、FITの収入を得るには、系統連係なども必要だ。簡単ではないだろう。


【参考リンク】
八王子協同エネルギー
http://8ene.org/

日本木質ペレット協会
http://www.w-pellet.org/index.html


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