一身独立

自由・自立・自律と、エネルギー問題を中心にサステナビリティに関する有益な情報を提供するための記事を書いています。

JACSES「COP21カウントダウンセミナー」


18日水曜日にJACSES主催の「COP21カウントダウンセミナー」に行った。真近に迫ったCOP21を控えてのセミナーだ。
この記事ではセミナーで得た知識を以下に列挙していく。

まずは模擬COPに参加した時から気になっていた「気候変動ファイナンス」について質問した。
気候変動に関する国際交渉では、世界銀行のグローバル・エンバイロンメント・ファシリティズとGCF(緑の気候基金)が文書で扱われている。
途上国は公的資金で確実な拠出を、旧来の二つの基金でやってほしいという。
それに対し先進国は省エネルギー・再生可能エネルギー発電所高効率化を含めたいという。
日本はGCFに拠出し、GCFをサポートする姿勢を鮮明にした。

途上国は技術に特化した割り当てをGCFに設けることを主張し、先進国は反対している。
先進国は民間投資を促進したいが、途上国は公的資金を要求している。
京都議定書が有名無実化し途上国に資金がいっていないことが対立の背景にある。

「気候資金」については、広義では民間か公的か、先進国か途上国かは関係ないという。
2020年まで年間1000億ドルを毎年拠出するというカンクン合意があるが、2013年に522億ドル、2014年に618億ドルが拠出され、足りてないのが実情だ。

誰が「気候資金」を拠出するのかという問題もある。
・先進国
・先進国プラス能力のある国
・全ての国

の選択肢がある。この点でGCFに韓国などの付属書Ⅱ国以外の国が拠出したというのが興味深い。

いくら「気候資金」を拠出するのか、という問題もある。
2020年以降の目標をどうするか、という交渉が重い課題として残っている。

どのように?
民間資金の位置づけ、途上国「民間資金重視だと適応に金が流れない、緩和重視になってしまう」
MRVをどこまで強化するか。

COP21での長期目標合意が、ダイヴェストメント・ESG投資につながる、とシンクタンクの人が強調していた。


にほんブログ村 環境ブログ エネルギー・資源へ
にほんブログ村 ↑ブログ・ランキング参加中です。 クリックしていただけると嬉しいです。
社会・政治問題 ブログランキングへ サンプル・モニターの口コミ広告ならブロカン