一身独立

多動性を発揮し、「21世紀の百姓」を目指す27歳元エリートのブログ。

【書評】『Newsweek「温暖化――想定外の未来」』


ちょうど気候変動についてリサーチしているところにタイムリィな特集が組まれていたので購入・読了した。

一番目をひいたのは、環境ジャーナリストのハーツカード氏の記事だ。現在国際社会が合意している目標が仮に達成されたとしても、甚大な影響は避けられないという趣旨の論文が発表されたとのこと。産業革命前と比べての世界の平均気温上昇を2度に抑える目標は2009年のコペンハーゲンでの合意で、気候変動交渉のお題目になった。しかし気候変動の第一人者ハンセン氏らの論文によれば、その目標を達成しても海面上昇は数メートルに達し、世界の主要都市を占める沿岸都市に住めなくなる恐れがあるという。
この記事は衝撃的だった。これでは今行っている気候変動の交渉は気候変動がもたらす被害の防波堤になれない。
それでも希望はある。同記事によれば、昨年、世界経済はプラス成長したが、二酸化炭素排出量は横ばいだったという。これは史上初めての現象で、再生可能エネルギィの普及が進んでいることの証左だ。

シュランガ―記者の記事によれば、アメリカ西部に過去1000年で最悪の干ばつが迫っていると報告した論文があるという。すでに水不足がカリフォルニアなどで起きており、市民の生活や農業生産に悪影響を与えていると記事は伝えている。

Newsweek (ニューズウィーク日本版) 2015年 8/25 号 [温暖化 想定外の未来]

Newsweek (ニューズウィーク日本版) 2015年 8/25 号 [温暖化 想定外の未来]


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