一身独立

多動性を発揮し、「21世紀の百姓」を目指す27歳元エリートのブログ。

通学時間がなくなる?! 密かなブームのMOOCsオフ会に参加してみた。


先日MOOCsオフ会に参加してきた。

寝転びながら授業が受けられる!

まずはそもそも「MOOCsとは何ぞや?」という方のために用語説明を。
MOOCs(Massive Open Online Courses)は、専門家の講義をインターネットを通じて受けられるというもので基本的に無料だ。

私は過去に日本語で「国際安全保障論(https://lms.gacco.org/courses/gacco/ga003/2014_06/about)」という講座を取っていた。受講動機としては、休学中なので復学へ向けてアカデミックな事柄に頭をならしたかったこと、既に大学である程度勉強していた分野だということが挙げられる。

授業は全てインターネットで提供されるので、インターネットさえ繋がれば好きな時に好きな場所で受けることができる。布団の中で寝転びなら授業を聴いていたことも少なくない。

現在は英語で"The Age of Sustainable Development"(https://class.coursera.org/susdev-002)という講座を取っている。

斬新な採点システム「相互採点とは?」

MOOCsはインターネットさえ通じれば受講できるため、通常の授業に比べて受講者が限りなく多くなる。(海外のMOOCsでは人気授業では、10万人を越えることがあるそうだ)そのため教授やアシスタントの大学院生だけでは採点が追いつかない。

だからといってライティングの宿題が出せないかというとそうではない。
この問題を克服できるのが私が「国際安全保障論」の授業で体験した「相互採点」だ。

まずはレポートを提出する。通常ならこの後は教授から評価されるのを待つだけだが、相互採点では採点基準が提示され他の受講生のレポートをその基準に従って受講生が評価する。最後に自分のレポートを評価して終了だ。

自分のレポートを提出した後に採点基準が公表されるので、自分のレポートが採点基準に沿っているかは後で自己採点する時に解るのがミソだ。


起業準備にも最適?!

まずは渋谷のカフェに集合、参加者はほぼ全員一度はMOOCsを取ったことがある人だった。参加者の中にMOOCsの修了証を10以上取っている人がいたので、彼を中心に議論が進んでいく。

彼曰く、MOOCsを取る理由の一つは起業準備にあるとのこと。MOOCsでは、ビジネスに関連した講義は人気のカテゴリで、アメリカや欧州の大学やビジネススクールの講義がそのまま受けられる。

利点と欠点

利点1. 好きな時に好きな場所で知的好奇心を満たせる。

「人類を進化させたのは好奇心だ」といえば、大仰に聞こえるかもしれないが、好奇心を満たすことは人類が持つ至上の喜びの一つだ。これをインターネットさえ繋がれば好きな時に好きなタイミングでできるのは大きい。
将来的にはMOOCsの修了証が大学の修了証よりも主流になって、大学に通学することが一般的でなくなる日が来るかもしれない。

利点2. 世界中の人と交流できる。

住む場所を変える必要も付き合う人を変える必要もなく、時間の使い方を変えるだけで世界中の人と交流できる。MOOCsでは受講者間の交流のためのフォーラムが用意されていて、意見交換やオフ会の設定などに活用されている。

利点3. 誰でもレベルの高い大学の授業が受けられる。

日本では学べない最新の知見が載っている可能性がMOOCsにはある。なぜならアメリカや欧州の最先端の授業が載っているのだから。
東大にコンプレックスを持つ人は東大の授業を好成績で修了して、見返してやるのもいいだろう。

欠点1. 自分で自分をやる気にしなければならない

結局これに尽きるのではないだろうか。MOOCsを続ける動機として、内発的動機に頼らざるをえないのだ。もともと日本企業に大学の成績を評価する文化はなく、MOOCsの修了証もすぐには評価されないだろう。
外発的動機を持ちようがないのだ。

MOOCsの修了証が社会で評価されるようになれば、MOOCsTOEICのように爆発的に広まるだろう。一方でMOOCsが広まれば、MOOCsの修了証が社会で評価されるようになるだろう。
ここにMOOCs普及の課題がある。
A(MOOCsの評価が上がる)になればB(MOOCsの修了証が評価される)、BになればAになるのだが、AかBを導く要因Cを見つけない限り、AにもBにもたどり着けない恐れがある。



【参考リンク】
http://edmaps.co/
MOOCsの紹介サイト。講義も検索できるので、まずはこのサイトで検索してみよう。

"Cousera"
https://www.coursera.org/
英語MOOCs二大巨頭の一つ。ぶれのないアカデミック路線でアメリカの名門大学の授業が受けられる。私が今授業を取っているのはこのサイト。

"edX"
https://www.edx.org/
英語MOOCs二大巨頭の一つ。いわゆる”理系”中心。

"Udacity"
https://www.udacity.com/
プログラミングなどのICTのMOOC。英語。

"gacco"
http://gacco.org/
日本語MOOCの定番。アカデミック路線。私が授業を取ったサイト。

"schoo"
https://schoo.jp/guest
日本語のMOOC。スタートアップの授業があるなどgaccoより実践向き。生放送授業などgaccoにはない試みも。


にほんブログ村 環境ブログ エネルギー・資源へ
にほんブログ村 ↑ブログ・ランキング参加中です。 クリックしていただけると嬉しいです。
社会・政治問題 ブログランキングへ サンプル・モニターの口コミ広告ならブロカン