一身独立

自由・自立・自律と、エネルギー問題を中心にサステナビリティに関する有益な情報を提供するための記事を書いています。

コロンビア大学教授に学ぶ「持続可能な開発」の3つの構成要素


しばらく前にブログのタイトルを「サステナビリティの時代」に変更した。

由来は同名の私が現在受講しているMOOC(無料で大学の講座が受けられるサービス)のタイトル(The Age of Sustainable Development:https://class.coursera.org/susdev-002)である。

企業も市民団体も政治も嫌わない共通言語として、サステナビリティは既に定着した感がある。

サステナビリティをタイトルに冠するブログとして、「持続可能な開発」の説明をしないわけにはいかない。

この記事では、コロンビア大学教授のジェフリー・サックスによる「持続可能な開発」の構成要素に関する説明を紹介する。

サックス教授によれば、「持続可能な開発」には以下の三要素が含まれるという。

経済開発(economic development)

経済を活性化することによって、共同体全体の富を増やすこと、人間が生きていくために必要な富を生産すること、それが経済開発の基本である。経済開発なくして豊かな生活はないのである。

環境保護(environmental protection)

今の世代のニーズを満たしながら、将来の世代のニーズを満たすこと。これが環境保護の基本的なアイディアだ。人間は生きていくために様々な恩恵を環境から得ている。その恩恵を将来の世代も受けられるようにすることが、今の時代を生きる私たちの使命だ。

社会包括性(social inclusion)

日本でのサステナビリティの議論で忘れられがちなのがこの社会包括性だ。ともすれば、サステナビリティとは経済と環境の両立さえ行われれば良いと思われがちだ。
社会包括性とは、経済開発によって生産した富をどのように分配するかという側面だ。そこではある種の人種や社会階層を富から排除するということがあってはならない。


日本で「持続可能な開発」といえば、「経済開発と環境保護の両立」という題目だと捉える向きは多い。しかし、サックス教授が「社会包括性」の意義を協調し、弱者の立場も考慮した開発を進めるべきだと述べていたのが印象的だった。


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