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【連載書評】『エネルギーの不都合な真実』第2章


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【連載書評】『エネルギーの不都合な真実』第1章 - サステナビリティの時代


第2章のタイトルは「原子力の電気は計れないほど安い」だ。この言葉は原子力発電導入当初の原子力発電に対する期待を端的に表している。

「成功した失敗」

著者曰く、原子力発電は「成功した失敗」だという。急速に商用化したという意味では成功、過剰なまでの期待に応えられなかったという意味では失敗だとのことだ。

原子力発電が「計れないほど安く」ならなかった最大の原因の一つは、時代が下るにつれて必要となる安全対策が増えたことによるリードタイムの延びだ。
これは現在の日本の原発再稼働議論にも完璧に当てはまる。


原子力発電は温暖化対策にそこそこの貢献をするのは間違いないという。

著者の議論は十分に説得力のあるものだと思う。
ただ原子力発電のリスクを受け入れられるものだという主張については、根拠についてもっと突っ込んだ分析が欲しかった。

エネルギーの不都合な真実

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