一身独立

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【現地レポート】自然エネルギー財団シンポジウム


17日に「『自然エネルギー先進国』へ大転換するドイツ――いかにして試練を乗り越えてきたのか――」と題した自然エネルギー財団のシンポジウムに行ってきた。
だいたいの内容は既に知っている日本の再生可能エネルギーに関する課題で目新しいことはほとんど聴けなかった。
しかし、すでに日本の再生可能エネルギーの課題を把握している専門家が整理してくれたプレゼンテーションを聞けたという点では有益だった。


まず「エネルギー戦略研究所所長」の山家公雄氏の講演では、再生可能エネルギーの普及には必要条件としてFITと十分条件としての系統接続前の三つの課題が示された。それが以下の三点である。

1.送電網へのアクセス
2.立地
3.ファイナンス

私にとっても再生可能エネルギー普及の課題が整理できたプレゼンテーションだった。


続いてドイツの電力会社である「50herz」のクラウス・フォンセンブッシュ氏の講演では、系統接続後の三つの課題が示された。それが以下の三点である。

1)新しく導入されるコスト最小化
2)発電と負荷のバランス
3)不確かな予測への対処

これらは先進的なドイツの現場の声として、貴重なものだと感じた。


最後のパネル・ディスカッションでは、二つのコメントが印象に残った。
一つは自然エネルギー財団理事長のトーマス・コーベリエル氏の「再生可能エネルギーは優先する必要はない。ただフェアに扱わなければならない」という言葉だ。
もう一つは富士通総研高橋洋氏の「やはりドイツは日本の先輩として見習うべき」との言葉だ。


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