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【現地レポート】日本最大級の太陽光発電展示会「PVJapan2014」


7月30日から8月1日にかけて東京ビッグサイトで行われていた「PVJapan2014」に8月1日に行ってきた。



国内最大の業界イベントだけあって、有名でない会社も多く見ることが出来た。そのような会社は裁量権のない私のような者であっても丁重に対応してくれた。日本市場に進出して日の浅い欧州系企業からは「(日本市場進出の目的は)よい製品を広めること。中国系企業が製造した太陽光パネルの質を懸念している。価格が安い裏には必ず理由がある。発電事業である以上、電力供給できることが第一である」という趣旨の話が聞けた。私はてっきり日系企業が占める市場シェアの牙城を崩すことを目的にしているものと考えていたので驚きを隠せなかった。


そのように言われることもある中国系企業。実際のところはどうなのかを探るべく中国系企業のブースにも行ってみると、中国の過酷な自然の中でも発電を続ける耐久性をアピールする展示が並んでいた。気になったのはディスプレイに表示されていた「メンテナンス・フリー」の文字。ブースにいたスタッフに「メンテナンス・フリーをどのくらい保証できるのか?」と尋ねると「5年間」との回答。そのスタッフの英語は中国訛りがひどく彼の詳細な説明をほとんど理解できなかったが、僻地での5年間の「メンテナンス・フリー」が保証されるメガソーラーなら確かに魅力的だろう。


また、別の中国系企業はメガソーラー事業ではなく新規の住宅・ビルの需要に狙いをつけていると明かしてくれた。これは以前読んだ本の著者の「太陽光発電は小さな会社・小さな土地のためにある」という主張とリンクしていると感じた。メガソーラー(1mw=1000kw以上の太陽光発電事業)だけが儲かる太陽光発電ではない。国の「固定価格買取制度」による全量買取の対象になる10kw以上の発電容量を持つには30坪(参考文献のp28-29を参照)の土地があれば十分だ。そのような余っている小さな土地を活用してできるのが太陽光発電事業なのだ。


PVJapan2014ウェブサイト
http://www.jpea.gr.jp/pvj2014/

【参考文献】
大都英俊(2012)『太陽がくれる利益――会社が儲かる。地球が喜ぶ。30坪10kwからの売電ビジネス』ダイヤモンド社

太陽がくれる利益

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