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エネルギーで一身独立

自由・自立・自律と、エネルギー問題を中心にサステナビリティに関する有益な情報を提供するための記事を書いています。

【書評】『エネルギー論争の盲点――天然ガスと分散化が日本を救う』


本書は3.11後のエネルギー論争の陥穽(落とし穴)をあぶりだしていくこと、そして今後の日本のエネルギー安全保障の最適解を模索していくことを目的とした、エネルギー問題の専門家による啓蒙書だ。


筆者の一貫している点は、二つある。エネルギー問題への文明的な視点と天然ガス利用の推進だ。その特徴は本書でもいかんなく発揮されている。本書の前半部分では、「エントロピー/非平衡系/散逸構造」といった概念を用いながらエネルギーの文明史を語り、マスメディアでの議論では見落とされがちな、歴史の中での石炭・石油に代表される化石燃料が果たしてきた役割に注目している。
本書の後半では、筆者の主張するエネルギーの多様化に天然ガスがいかに貢献するか、天然ガスを用いた発電がいかに効率が良いかを説く。


新書という媒体で、日本のエネルギー問題の要点に触れられる一冊だ。



エネルギー論争の盲点―天然ガスと分散化が日本を救う (NHK出版新書 356)

エネルギー論争の盲点―天然ガスと分散化が日本を救う (NHK出版新書 356)

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