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エネルギーで一身独立

自由・自立・自律と、エネルギー問題を中心にサステナビリティに関する有益な情報を提供するための記事を書いています。

【ノート】BOPビジネスにおける多国籍企業の強み

エネルギー貧困 ノート BOPビジネス


BOPビジネスにおいて多国籍企業はどの地域にも同じ戦略を適用し多様なニーズや価値に気付けない傾向にあり、不利なのではないかというイメージを持っていた。しかし、「未来をつくる資本主義(原題:'Capitalism at the Crossroads')」の著者で、BOPビジネスに関する先駆的な研究で知られるStuart L. Hartによれば、そのような側面を認めつつも多国籍企業にも強みはあるのだという。

多国籍企業が現地企業や非営利組織に比べて有利な理由は以下の四点だと指摘している。

1. 経営資源

研究開発やインフラ構築を可能にする十分な資源を保有する。

2. 力の集結

ステークホルダーズの中で中心的役割を果たし、まとめ役となれる。

3. 知識移転

一つのBOP市場での知識を他のBOP市場へ移転させて活かすことができる。

4. 上位市場への移動

BOP市場でのイノベーションをピラミッド型のトップ(先進国及び途上国の富裕層)市場に浸透させる能力を保有する。


これらはいずれも現地企業や自治体、ローカルなNPOが持っていない能力である。
BOPビジネスは、エネルギー貧困層の問題に取り組む上で欠かせない手段の一つだ。
そのために多国籍企業の巨大な資源を活用する術を開拓していく必要があると、この本を読んで考えた。



未来をつくる資本主義[増補改訂版]――世界の難問をビジネスは解決できるか

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