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エネルギーで一身独立

自由・自立・自律と、エネルギー問題を中心にサステナビリティに関する有益な情報を提供するための記事を書いています。

【ディスカッション・ペーパー】日本も優先給電を導入すべきだ。

再生可能エネルギー普及を優先するならば、優先給電はFIT(再生可能エネルギーの固定価格買い取り制度)と並ぶ重要政策である。優先給電とは、再生可能エネルギーで発電した電力を優先して系統に取り入れることである。日本では、その原則が徹底されておらず…

【ディスカッション・ペーパー】「炭素税」を機能させよ

「カーボン・プライシング」という概念がある。気候変動の最大の原因である二酸化炭素の排出に価格をつける制度のことで、炭素税や排出権取引、クリーン開発メカニズムなどが含まれる。 今日は特に炭素税について話をしたい。実は炭素税は日本で、「地球温暖…

過去記事が「アゴラ」に掲載

当ブログの過去記事のショート・バージョンを論壇サイトの「アゴラ」 に投稿したところ、掲載に至った。アゴラに掲載された記事 http://agora-web.jp/archives/2021273.html過去記事(アゴラに掲載された記事のロング・バージョン) flatenergy.hatenablog.c…

【ディスカッション・ペーパー】「貧困に苦しむ自国民を、貧困に苦しむグローバル貧困層より無条件で優先して助けることは不正なのか」

同胞である日本人ではなく外国人を助ける仕事を選んだ人たちがいる。彼らの話を聞く中で、次の命題に対する疑問が生まれた。その命題とは「貧困に苦しむ自国民を、貧困に苦しむグローバル貧困層より無条件で優先して助けることは不正である」というものであ…

【ディスカッション・ペーパー】「『国際的な資源特権』が含む問題群とその解決策の検討」

【序論】 本記事は「国際的な資源特権」という問題を取り上げる。まず「『国際的な資源特権』がどのように資源配分を歪め、グローバル貧困層の権利を奪っているか」という問いに答え、「国際的な資源特権」 が引き起こす問題群を明らかにする。次に「国際的…

【ディスカッション・ペーパー】「原子力発電所をめぐる社会選択の問題点とその解決策」

(金子, 2007,pp234-235)において、登場人物の一人である「判事」は、社会制度を選択する手段として社会正義を捉えている。社会制度は価値中立化される必要があり、恣意的な価値観が反映されるものになってはならないと考えているのである。本記事では原子…

【ディスカッション・ペーパー】日本の地球温暖化対策中期目標「約束草案」は妥当か。

本記事では、昨年提出された日本の地球温暖化対策中期目標であり、国際的にコミットした公約でもある「約束草案(INDC: Intended Nationally Determined Contributions)」の妥当性を検証する。約束草案とは、2020年以降の国際的な気候変動対策を話し合う昨年…

【ディスカッション・ペーパー】今後の天然ガス利用の在り方

私が日本は天然ガスの利用を拡大すべきと意見を常々主張しているのは、過去記事にもあるとおりだ。flatenergy.hatenablog.comエネルギー源のチャンピオンは、近代以降、石炭、そして石油 が担ってきた。次のエネルギー源のチャンピオンとして利用が広がって…

【ディスカッション・ペーパー】デカップリング――エネルギー必要神話の終焉

人間の豊かな生活に寄与する経済成長。その経済成長には、エネルギー使用量の伸びが欠かせないと考えられてきた。実際一人当たりGDPが12000ドル以下の場合、電力使用量と経済成長の間には有意な相関関係があるという研究結果がある。しかし私たちは異なる世…

気候変動問題は人権問題である。

気候変動問題が人権問題であり倫理的要請に基づいて解決すべき問題と言う認識を、日本人はほとんど持っていないのではないだろうか。気候変動によって台風やハリケーンや干ばつが人を殺し、農民の収入源である家畜や農作物に被害を与える。それらは気候変動…

未来のエネルギィ利用に対する俺の意見をまとめておく

今日はエネルギィ政策に関する自分の意見を箇条書きでまとめておく。 ・エネルギィ転換の肝は、電源の石炭・石油からの転換、エネルギィ効率化、移動体(自動車など)の燃料の転換の三点。・気候変動と大気汚染による人的・経済的被害を考慮すれば、石炭利用…

21世紀のエネルギィ・セキュリティ

20世紀のエネルギィ・セキュリティの肝はエネルギィ供給源の多様化だった。エネルギィ自給率が1割に満たない日本においては、現在もそうである。外国(県外・州外)から輸入される化石燃料に依存している国や自治体は、供給源を多様化することによって、供給…

気候変動は典型的な集合行為問題

「気候変動(地球温暖化)」をめぐる交渉は「失敗の歴史」と言える。気候変動に対する具体的な行動として期待された「京都議定書」。だがその第一次約束期間(2008-2012)は、アメリカ合衆国の脱退で宙に浮くことになった。第二次約束期間(2013-2020)も、日本…

「金より命」は響かない――反原発派が提示すべき代替案を提案する

反原発派がいまだに主張している「金より命」が大事だから、原発を止めるべきという主張がある。実際先日訪れた国会議事堂前の反原発デモでも、主張している人がいた。彼らの主張に沿えば、原発稼働を主張する人は「作業員の被曝・被爆による被害や、事故時…

気候変動問題が内包する二つの不公正

気候変動問題は二つの不公正を内包している。 先進国民と途上国民の間の南北不公正と、現在世代と将来世代の間の世代間不公正の二つだ。南北不公正は、気候変動の原因となる温室効果ガスの排出源のほとんどを先進国が占めるという事実から生まれている。 ま…

【ディスカッション・ペーパー】日本で天然ガスの利用を広げるにはどのようにすれば良いか?

原子力と再生可能エネルギーの二項対立を巡る議論がかまびすしい。 この記事では、それを無視して日本は天然ガスをエネルギー源として増やしていくべき、という提言を行う。 エネルギーの用途は三種類 エネルギーの用途は、大きく分けて三つある。輸送・電源…

【ディスカッション・ペーパー】僻地で活かす太陽光発電

【意義】 本項では太陽光発電がどのような場面で活かされるか紹介したい。 エネルギー利用を議論する際には、エネルギー源ごとの向き不向きを考慮しなければならない。エネルギー源ごとの特性の違いを考慮しながらの役割分担が、エネルギー利用には必要だ。 …

【ディスカッション・ペーパー】自然エネルギーの地域主権化(天然資源の恒久主権決議を手本に)

長野県飯田市が4月1日より施行した条例には「地域環境権」なるものが明記されている。 【参考】 飯田市再生可能エネルギーの導入による持続可能な地域づくりに関する条例原案http//www.city.iida.lg.jp/iidasypher/open_imgs/info/0000000212_0000018755.pdf…

【映画評】『ミツバチの羽音と地球の回転』

浮ついたところがない。地に足が着いている。それらが鑑賞後最初の感想だった。 どのようにしたら、市民生活と摩擦を起こさずにエネルギー供給を確保できるのか。 その一つの問いに製作者が丹念に向き合っていることが視聴者に伝わってくるからこそ、このよ…

【ディスカッション・ペーパー】原子力発電を政治から見るときに必要な視点

・原子力発電を政治の視点から見る際に外してはいけない基本的な問題の一つは「拡散した利益と集中した コスト」だ。 ・よく聞くのは「拡散した利益と集中したコスト」ではなく「集中した利益と拡散したコスト」で、自由貿易を推進しようとすると日本で農業…

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